雄国沼をトレッキング(裏磐梯)

 ニッコウキスゲの見頃、金沢峠から雄国沼を見下ろすと花の色で湿原は黄色く染まっています。
 金沢峠はニッコウキスゲだけではなくレンゲツツジでも名所です。
 雄国沼に連なる外輪山にピンク色にも見える赤いレンゲツツジの花が咲き誇っています。  

金沢峠〜湿原植物群落の木道

 裏磐梯で一番大好きな場所です。夕暮れ時に出かけるとこんな素敵な景色をひとりじめできます。ふもとから金沢峠まで車でけっこう時間がかかります。ニッコウキスゲの見ごろの時は駐車場に入れない車で、大渋滞になるそうです。交通規制も始まるそうです。
 私が出かけるのは、いつも平日の4時頃。紅葉の季節はくらくなってきます。でも、一番素敵な時間です。展望台から見渡す雄国沼の世界にわたし1人きりなんですから。
 左の写真はニッコウキスゲの見ごろの時期に、展望台から撮った写真です。黄色いところが一面にニッコウキスゲです。
 展望台からはウッドチップのひかれた階段を降りていきます。降りた分、帰りに登らなくてはいけないかと思うと、ちょっとしんどいですね。

 湿原に降りると木道が始まります。時計と反対周りに一方通行です。写真を撮ろうと思うと後からやってくる人の邪魔になりそう。ささっとカメラを構えて、パチリっ(右の写真)。7月の上旬の写真です。6月の上旬は金沢峠の周りの外輪山にレンゲツツジがきれいでした。6月の中旬は木道にコバイケイソウがレンゲツツジと一緒に仲良くさいていましたよ。秋には林道でした。木道のわきにかわいらしい花をつけてました。
 「いちばん良いなぁ。。」って、思うのは秋かしら。
 静まりかえって、荒涼としているんです。乾いた風が吹きわたり、私はなんかほっとするんです。「私の考えてる事って、ちっぽけだな」なんて、感傷的になれますよ。
 ゆっくり木道を回りきるころには、薄暗くなっています。そうそう。一部、木道が沼の水の上を通っているんです。私はそう言う場所にがてです。なんか、足がふらふらしちゃう。

 展望台まで上りきり駐車場につく頃、秋なら正面に落日を見る事が出来ます。喜多方の町が闇夜に包まれていき、ぽちぽちとランプがつきはじめます。車の列が光の筋になって見えてきます。

裏磐梯のハイキングコース

<天文台のあるペンション カレワラ ☆彡>

裏磐梯に総延長80Kmにもおよぶトレッキングコースが完成しました。
神秘的な色をにじませる五色沼、荒涼とした磐梯山の火口、様々な湖沼をトレッキング、草木をめぐり、
様々な景観が訪れる人の目を楽しませてくれます。