デコ平口〜デコ平湿原木道を散策

 いまでは通年営業のグランデコスキー場パノラマゴンドラ乗って1300m付近まで登ることが出来ます。木道が整備してあり、湿原には水芭蕉やコバイケイソウ、ワタスゲなど高山植物を楽しめます。
 このページで紹介しているルートは、グランデコスキー場を車で走って、デコ平湿原の駐車場からトレッキングした時のものです。

デコ平湿原駐車場より(詳細)


ワタスゲ達です。6月中旬から下旬くらい。

 デコ平口駐車場までは、グランデコスキー場の中を車で走りました。けっこう、でこぼこしてます。注意してゆっくり走らないと、ガリっ。車が引っかかってしまいます。駐車場には簡易トイレが一つありました。
 さて、出発。「熊さん、人間に注意!」の看板っ。熊さん、本当に注意してね。あんまり会いたくありません。でも、熊さんに出会った日には、なにか良いことがあるそうです。松の林の中を、ゆったりと登っていくんです。ところどころに木の名前を書いた看板がありました。
  「ももちゃん、なにかお話しながら歩こうよ。熊さん」
 ももちゃんは、ときどきしゃがんで図鑑を開いています。
足下には、ちっちゃなお花達がいっぱい。マイヅルソウだったそうです。
 松林を抜けると、遊歩道の横に小さな川が流れています。おおきな水芭蕉の葉っぱが眼につきます。6月の初め頃には、大きな水芭蕉の花を見ることも出来ます。野鳥の森で見た水芭蕉の数倍はありますよ(普通の水芭蕉の大きさ分かんない?)。
 「食べられたら良いのにね」、瑞々しくって美味しそうです(ちなみにコバイケイソウには、毒があるそうです)。

 木々はムシカリやウワミズザクラが白い花を咲かせていました。ももちゃんがミヤマナルコスゲやズタヤクシュとか、いろいろ見つけます。
 そうしているうちに分岐点です。右に曲がれば、丸太で作られた橋を渡って湿原の木道に出られます。湿原は広々として視界が広々と開けます。
 コバイケイソウやレンゲツツジ、ワタスゲがいっぱい咲いています。木道の脇にも、ツマトリソウやリュウキンカが可愛らしい花をつけていますよ。
 あっ、モウセンゴケ。グランデコのパノラマゴンドラへ向かう分岐点の辺りに、モウセンゴケが群生しています。
「なんか、食べていないかなぁ??」
モウセンゴケに捉えられてしまった虫を、木道に張り付いて二人で探しました。虫もいっぱいいるのに意外と見当たりません。ところでモウセンゴケは白い花を咲かせるそうです。


 秋のデコ平湿原木道

 湿原の木道からは、見晴しも最高です。
 左の写真には、磐梯山の左に猪苗代湖が写っているのが分かりますか?
 山側(上の写真)は西大巓(1981.8m)がなだらかに雄大な姿を見せていますよ。
 木道の分岐を西大巓の方へまがって、ゴンドラリフトの方へ歩いてみましょう。雪で曲がりくねったぶなの木を見る事が出来ます。
 また、分岐に戻り百貫清水に向かいます。

裏磐梯のハイキングコース

 <天文台のあるペンション カレワラ ☆彡>

裏磐梯に総延長80Kmにもおよぶトレッキングコースが完成しました。
神秘的な色をにじませる五色沼、荒涼とした磐梯山の火口、様々な湖沼をトレッキング、草木をめぐり、
様々な景観が訪れる人の目を楽しませてくれます。