磐梯山登山

 弘法清水でひと休みして、山頂(1819m)までいっきに登ります。そして、山の頂きに立つと足下に広がる猪苗代湖、裏磐梯の湖沼が見渡せます。
 なんだか、ゾワゾワしてきて足がすくみます、高いところが嫌いな人にはかなり気持ちがいいですよっ。

磐梯高原-銅沼-中の湯

 磐梯高原駅バス停より裏磐梯高原ホテルへ向かって歩道を歩きます。ホテルの駐車場すぎると左側に林道がありますよ。看板には「裏磐梯スキー場」と書いてあるかも知れません。以前は車でスキー場まで行けたのですが、最近は侵入禁止になっています。
 林道はあまり高低差ないのでのんびりと歩けます、けれどもけっこう距離があるので退屈しそうですね。スキー場からはいっきに登りですよ。覚悟をしておきましょう。
 裏磐梯スキー場はたしか昭和36年頃の開業だったとおもいます、私よりも年上ですね。最近リニューアルしてリフトは3基、新しいスキーセンターが出来ました。小さなスキー場ですけれど家族連れやなぜだかスノーボーダーに人気のあるスキー場らしいです。リフトのおじさん達は子供の扱いにとても慣れているそうですよ。ところでスキー場の登りはやっぱりきついです。


 スキー場を登り切ると銅沼はもうすぐです。小さな沼を右に見ながら林を抜けると銅沼が見えてきます。看板がたっていますよ。私のお勧めポイントは、もう少し先に移動した上の写真のところ。火口壁をうつしていてきれいでしょ。まん中に見えるとがった山は磐梯山ではありません。櫛ヶ峰1636mです、きちんとしたルートはありません。ここに大きな山があったんですね、どんなふうな噴火だったんでしょう。その時の様子に興味が湧いてきます。
 磐梯山の火口は左の写真のように、あまり背の高くない木と池のような沼、大きな石、日本庭園のようです。箱庭と言った感じもするかな? 何となくルートらしき道筋を歩いていると迷いそう。冬にクロスカントリースキーをはいてやってくると、完全に迷ってしまいます。だって何処でも歩けるんですもの。ちなみに携帯電話(au)が使えました。さて、中の湯までいっきにのぼりですよっ。火口の眺めからはしばらくお別れ、森の中をのぼってゆきます。
 中の湯の温泉をひいていたのでしょうか、太いコンクリートの管や黒い管が登山道に沿って続いています。むかし、銅沼付近に温泉に入れるところがあったと聞きますが良く分かりません。スキー場を登るより楽ですよ。やっと、中の湯の分岐点につきました。ここからさらに急なのぼりが続きます...。

左の写真は銅沼の看板のところから見た、磐梯山火口です。頂上は見えません。

裏磐梯のハイキングコース

<天文台のあるペンション カレワラ ☆彡>

裏磐梯に総延長80Kmにもおよぶトレッキングコースが完成しました。
神秘的な色をにじませる五色沼、荒涼とした磐梯山の火口、様々な湖沼をトレッキング、草木をめぐり、
様々な景観が訪れる人の目を楽しませてくれます。