裏磐梯不動滝を散策

 グランデコの駐車場から裏磐梯不動滝に向かって森の中を下りていくコースです。昔はトロッコ機関車が走っていた道を歩きながらだんだんと降りて不動滝の上流に出ることが出来ます。

グランデコ側入り口より不動滝へ

 不動滝に向かっておりてゆくコースです。ぐるりと回って帰ってきますよ。入り口はホテルの前を通って行き止まりまで走ると看板が見えてきます。けれども、実際は片方の入り口がホテルの駐車場の中にあるみたいな感じです。私は行き止まりからおりて、駐車場に出てきました。
 長い階段をどんどんとおりて行くんです。それですら辛いのに、おりた分だけ後で登らないといけないって言う事でしょぉ。それはもっと辛い。
 どんどん、どんどんと深い森をおりて行きますよ。木々の葉っぱや木肌を確かめたり、おりて行くだけでは疲れてしまいます。けれども、木の名前ってむつかしいですね。ポケット図鑑を広げてみても良く分かりません。
 そうしているうちに、川に出会います。きっと、不動滝の川ですね。コンクリートで固められた道はちょっと不似合い。けれども、階段を下っているより体は楽になりました。

 よく映画やアニメで川に流されて滝から落ちそうになるシーンがありますよね、そんな事を考えていましたよ。流される程の水量はないので安心ですけれど、その先に滝がある事を感じさせない川の流れがかえって恐怖をそそります。水量もないかわりに滝つぼもないから、落ちたら絶対に死んじゃう。
 川から少し離れるとまた下りの階段がありました。そして、平らな道、また下り。平らな道は下り階段で終わるのでなく、そのまま森へと消えて行きます。きっと、トロッコ電車(ディーゼル機関車)の軌道後ですね。山の斜面はけっこう急で、谷は深いですよ。脱線したら大変。
 どこからか何となく滝の音が聞こえてきました。きっと、ここをおりると滝ですよ。大きな木を通り過ぎると木立の中に滝が見えてきました。


 私はお不動さまのお社の対岸にきたのは初めてなんです。こちら側だと滝を正面からみられるのだと感心してしまいました。だって、その方が迫力があるんですもの。でも、こちら側はあまり近くへは近寄れないし、きちんと侵入禁止??のロープもはってあります。無鉄砲なさくちゃんは向こう側に渡ろうと岩の上で思案していますよ。私は早くお茶がのみたい、けっこう寒いんです。
 そうそう、写真を撮っておきましょぉ。今回は暗くてもとれる400のフイルムを持ってきましたよ。あらぁ、それでも警告音がなるのぉ。あっ、さくちゃん戻ってきた。やっぱり無理だったんだね。
 帰りは登りです。
で、考えてみて。ホテルの前からおりた方が、途中に川もあるし、軌道後らしき物もあるし、楽そうですね。けれども、下る右手の木立に現われる不動滝も魅力です。
 どっちがいいかなぁ??

裏磐梯のハイキングコース

<天文台のあるペンション カレワラ>

裏磐梯に総延長80Kmにもおよぶトレッキングコースが完成しました。
神秘的な色をにじませる五色沼、荒涼とした磐梯山の火口、様々な湖沼をトレッキング、草木をめぐり、
様々な景観が訪れる人の目を楽しませてくれます。